2018年11月03日

あの日、あの時、について思うこと。

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先日は、めずらしく夕食付のミーティングへ。クライアントさんが、私の大好物すき焼きを選んでくれました。ふわふわ(砂糖が綿菓子状で出てくる)すぎる、驚きのプレゼンテーション。

ふわふわの撮影でひとしきり盛り上がった後は、クライアントさんの活動の振り返りや今後の展開についていろいろとお話を。

当時は辛いと思ったけど、あれがあったから今の仕事に出合えた。
あの時、思い切ってチャレンジしたことが、長年夢見ていた仕事へとつながった。

など、予想もしない展開ってありますね、ということをたくさんお話しました。もちろん、飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍されている方だからこそ、選んできた道を正解と呼べるという部分はあるかもしれませんが、規模は違っても、私にも「まさか、あの時のあれが(こんな良いことにつながるなんて)!」という経験はいくつもあります。

今って、とにかくみんな忙しくて、できるだけ効率的に情報を処理して正解を選ばないと取り残されたり失敗したりしそう……という焦りにからめとられそうになる時がある気がします。それこそ、熱っせられて、ワーッとかき回されて棒に巻き付けられる綿菓子みたいに。

でも、たぶん、人生はそんなにパキパキッときれいに割り切れるものじゃなくて、予期せぬ出来事が後から「あれ、意外と良かったなー」「まさかの、こっちが正解だったかも!」となることもあるんだと思います。あれ、ふわふわにはならなかったけど、これはこれで棒キャンディーみたいで美味しいなとか。砂糖切らしてて買いに行かないといけなくなったけど、ちょうど特売でラッキーだったなとか。なんか、そんな風なこと。

だから、いま目の前で起きていることが、自分が思う「完成形」でなくても、焦らずに次の展開を待ってみるというのもアリなんだと思います。

私自身、そんな風に言いながら(書きながら)、すぐに自分を責めたり駆り立てたりして走り出してしまうタイプですが、年齢とともに、待つこと、見守ること、動きをとめることの意味を感じるようになりました。

うわー、どうしよう。なんか、つまらない。

そんな風に思っても、すぐに失敗だ停滞だと決めつけない。未来の自分に期待して、少し長い目で状況を見守ってみる。そんなアプローチもあってもいいのかなと思った夜でした。


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posted by Style at 15:14| コミュニケーション、考え方