2018年10月18日

誰をみるか、何を気にするか。

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今年は、ありがたいことに講演の機会をいただくことが特に多く、全国各地でさまざまなテーマでお話をさせていただいています。どれだけ経験が増えても、毎回緊張しますし、終わったあとは一人反省会を(時には延々と!)開いて考え込むことも。

でも、先日、参加者として足を運んだセミナーで「たしかに!」と気持ちが軽くなるヒントをいただきました。講師はさまざまなメディアで引っ張りだこのタレントさん。ご本人いわく「下積み時代が長く、番組に出してもらえるようになったばっかりの頃も、視聴者からのクレームで心が折れそうになったことが何度もあった」のだそう。嬉しい感想より、ネガティブなコメントやメールにばかり目がいってしまい、悩んだ日も多かったといいます。

その悩みから脱出できたキッカケは、お世話になっている方からかけられた言葉だったそう。

「どんな人気者でも、万人から好かれることはない。自分らしさを押し殺して全員に好かれようと無理をするより、あなたに好感をもってくれる人を大切にしなさい。もっともっと好きになってもらえるように頑張ってごらん」

その言葉を胸に、ファンに向けて発信することをより大切にするようになってからは、不用意に迷ったり自信をなくしたりすることもなくなり、次々と出演番組が増えていったそうです。

その方と私ではスケールがまったく違いますが、それでも、自分の個性は何か、それを好きになってくれる人は誰か、その人たちのためにできる努力は何か……そんなことを、丁寧に誠実に考え続けていきたいと思えたひとときでした。

あなたの「ファン」は、どんな人ですか?


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posted by Style at 00:00| コミュニケーション、考え方